オリジナル商品開発のワークフロー

workflow

オリジナルフード商品のプロデュース

1 マーケティング戦略の策定

  • ターゲット顧客を設定し、どのような価値を提供するかを定め、流通チャネルを明確に(決まっていなければ想定)します。

2 商品企画

  • 商品コンセプトを作ります。絶対に譲れない信念と差別化要素を盛り込むことが重要です。
  • 商品コンセプトに基づいて商品アイデアを考案します。
  • 素材、製造方法、温度帯を始めとした基本的な商品設計を行います。シェフ監修やブランド食材の使用など付加価値要素も検討します。

3 開発フィージビリティ(実現可能性)の検証

  • 素材調達、製造体制・設備の裏取りをします。特定食材の使用、温度帯、包材への充填方法等、工場によって対応可否があることに留意します。

4 レシピ開発・試作

  • 監修者を立てる場合は、監修契約を行います。
  • 開発したレシピを工場に落とし込み試作を行います。家庭や飲食店と工場では調理設備・行程が異なるため、家庭用レシピは調整が必要となります。

5 パッケージ・リーフレット企画

  • パッケージ、リーフレットの企画をします。形状、材質、サイズ等を決め、特殊な場合はメーカーに裏取りをします。
  • パッケージ、リーフレットのデザイン案を作成します。並行して商品のネーミングやパッケージに盛り込むキャッチコピーや商品説明を作成します。

6 物流設計

  • 納品場所、荷受け体制、納品方法の確認をし、最適な物流体制を構築します。

7 見積もり・受発注

  • 商品本体、物流、クリエイティブ制作等全て加味した見積もりを作成します。(クリエイティブ制作部分は切り出して先行できていると効率が良いです。)
  • 発注時期によって食材価格が変動する可能性があることや、分割納品の場合は在庫保管コストが発生することに留意します。
  • 合意した製造スケジュールに基づき受発注作業を行います。

8 本製造、クリエイティブ制作

  • 商品本体の製造を行います。
  • 商品撮影を行い、パッケージやリーフレットを制作します。

9 プロモーション企画

  • プロモーションの企画を行います。あらゆる手法がある中で、適切な予算でマーケティングゴール達成を最大化することを目指します。